CHITAZINEが「スマホdeバス停」「ツナグ」の代理店になったワケ
こんにちは! マイキーの金子修平です。前回の記事では、CHITAZINEで実現したい3つのコトについてお話しましたが、今回の記事では、CHITAZINEが「スマホdeバス停」「ツナグ」の代理店になったワケについてお話しします。
それでは、今回もよろしくお付き合いください。
知多半島をWebの力でもっと便利にしたい
ぼくが考えるWebの良いところは、機器さえあれば、誰でもどこでも情報にアクセスできるところだと考えています。
例えば、スマートフォンを使って、検索エンジンで「知多半島」と打つと、検索エンジンが「知多半島」に関する有用な情報を順番にはじき出してくれます。
場所にとらわれず情報にアクセスできるから、どこでも知りたいと思った情報をゲットできるのです。
しかし、知りたいと思った情報がWeb上に存在しない、あるいは埋もれてしまっていると、なかなか探し出すことは難しい、ということもあります。
例えば、マルシェについて考えてみましょう。知多半島には素敵なマルシェがたくさんありますが、そのほとんどの情報源は現在Instagramが中心のようです。素敵なイベントが多いけど、いざ気になって調べてみると、なかなか情報が出てこない、ということもあります。そういった情報を、みんなが見れる場所に置いてあげることで、もっと便利でもっと楽しい知多半島を作りたいと考えています。
その他にも、例えば福祉施設、素敵な活動をしている人、地元の人もまだ知らない商品等、Web上にまだない情報を中心に、どんなことでも取り上げていきたいと思っています。
あらゆるデータベースの蓄積と整理を行っていくことで、Web上の知多半島に関する情報の可視化できる領域を広げていきます。そうすることで、知多半島における、さまざまな利便性を向上できるのでは、と考えています。
知多半島の公共交通や観光を便利にしたい
同じく、「知多半島を便利にしたい」という思いの延長線上に、CHITAZINEが「スマホdeバス停」「ツナグ」の代理店となったワケがあります。
このふたつのサービスは、生活や、余暇を便利に、楽しくするツール/サービスです。
「スマホdeバス停」はスマートフォンでバス停を撮影するだけで、バス停をスマートバス停化し、情報を表示することができるサービスです。
そして、「ツナグ」はスマートフォンで展示物を撮影するだけで、設定した言語のWebページを表示できるサービスとなっています。
「スマホdeバス停」は公共交通、「ツナグ」は観光がキーワードになっています。
CHITAZINEでは、知多半島の暮らしの便利さや観光の楽しさをより大きなものとしたい、と考えて活動していますが、このふたつのサービスはどちらも「Webマガジン」とはまた違った角度から知多半島を便利で楽しいものにできるサービスであるとおもい、代理店となりました。また、角度は違えど、「Webマガジン」との相性も良く、掛け合わせることで効果を倍増できるとも、考えています。
詳しくは次回以降の、それぞれのサービスについての記事でお伝えしたいと思っています。
「スマホdeバス停」が知多半島に必要なワケ
ぼくは現在東京で福祉用具専門相談員として在宅介護のフィールドを中心に働いてもいるのですが、老後どうやって移動するかについて強く考えさせられました。
福祉用具専門相談員になる前は、自動車ディーラーの営業として働いていたので、「移動」について強く関心を持っていました。
私たちは、誰もが年をとり、次第に足腰や認知機能が衰えていきます。そして次第に、活動範囲は狭まっていきます。活動範囲が狭まるということは、刺激が少なくなるので、少しずつ認知機能にも支障をきたすことがしばしば起こり得ます。
特に年齢を重ねてからは、外出するということが非常に重要になってきます。
そしてもう一つ大事なことは、車を運転している人もある程度の段階で免許を返納するタイミングが訪れます。
これは私が今までの仕事の中で感じたあくまで個人的な感想なのですが、免許を返納した方は、とても老けこんでしまうように見えます。それはもしかしたら、活動範囲の変化が関係しているのかもしれません。
そして多くの人が、公共交通を利用する頻度が多くなります。それはバスも例外ではありませんし、むしろバスの利用がより多くなってくるように感じています。
今はまだ、バスを利用することが多くなくても、年をとるにつれて、バスの便利さ、重要性はより比重が高くなってくるのではないかと、思っています。
そしてそんな時にこそ、よりバスが便利になっているといいなと、ぼくは感じました。
知多半島は、名鉄中部国際空港線と河和線を乗り継ぐためには太田川駅まで出なくてはなりません。東西の移動にはバスが不可欠です。
だからこそ、知多半島での移動には、バスが最も重要だと考えました。
そんなバスは、もっともっと便利になる余地があるように感じていますし、もっともっと便利になれば、老後の暮らしももっともっとアクティブに過ごすことができるようになるのではないかと思うのです。
「スマホdeバス停」なら新たな設備を設置することがなく、バス停をスマートバス停化することが可能です。また、Webページを案内するので、さまざまなカスタマイズが可能です。CHITAZINEでも、マイキーやバス会社の方と協力して、知多半島がもっと便利で楽しくなる仕掛けを、作っていきます。
「ツナグ」が知多半島の観光に有効なワケ
知多半島には多くの訪日外国人旅行者が訪れます。中部国際空港が常滑市に位置していることもあり、観光業も盛んです。
「ツナグ」は訪日外国人旅行者が使って便利なコミュニケーションサービスですが、「コミュニケーション」の言葉が意味する通り、施設側にとっても有益なサービスだと考えています。
「ツナグ」は設定した展示物をスマホで撮影すると、指定したURLのWebページを表示してくれる仕組みです。
誰でも簡単に使えるからこそ、お互いに簡単に便利に使うことができます。
そしてそれは、観光資源が豊富な知多半島だからこそ、親和性が高いと考えています。
また、「スマホdeバス停」と同様に、Webページを案内する仕組みなので、活用方法は無限の可能性を秘めています。
例えば、各観光協会のWebサイトやコンテンツなどの、既存のデータベースを利用して、Web上の導線の整備を行うだけでも、観光の際の利便性は大幅に向上します。
観光資源が豊富でWeb上のコンテンツが豊富な知多半島だからこそ、コミュニケーションサービス「ツナグ」の活用にあたっては、導入のハードルも低く非常に有効なツールになり得るのです。
また、「ツナグ」は訪日外国人旅行者だけでなく、日本人でも便利なサービスです。観光という文脈であれば、日本人であっても関心のある情報であればあるほどそのニーズは大きくなります。
例えば施設で「ツナグ」を導入するのであれば、展示物の情報を表示するだけではなく、関連する商品への誘導や、関連施設への誘導なども有効です。
ぼく自身もそうですが、旅行や観光へいく際には、事前に下調べをします。行き当たりばったりの旅にも醍醐味がありますが、人は情報が多い方が、その魅力をより感じることができるのではないかと思いますし、自然と情報量が多い方へ、行ってみようと思います。
それは現地でも同じです。魅力を感じたものの情報をその場で知ることができれば、その情報から、関連するものに魅力を感じる可能性もまた、高くなります。
また地域で導入する施設が増えていけば、施設同士での横のつながりでの観光案内も可能となります。各施設が他の施設を案内する、ということも可能です。
おすすめコースの案内や、地域全体での観光促進も可能となるでしょう。
いわば、「ツナグ」はWeb上での案内地図を作ることが可能となるのです。そしてそれは、リアルな制作物に比べるとコストも少なく済みます。
コミュニケーションサービス「ツナグ」は、訪日外国人旅行者や観光客、地元の人たちとのコミュニケーションをWeb上でも加速させます。
CIHTAZINEでは、Web領域から知多半島をもっと楽しく便利な土地にするために、いろいろな工夫をしていきます。
「スマホdeバス停」「ツナグ」についての記事はこちら
「スマホdeバス停」
https://chitazine.com/chita_peninsula/1575/
「ツナグ」
https://chitazine.com/chita_peninsula/1577/
来週は「スマホdeバス停」が可能にすることを紹介
来週からは、最も個別の事例を踏まえて、それぞれのサービスがどのように暮らしや観光を便利にするかを解説していきます!
ここまでお付き合いありがとうございました。
来週もよろしくお付き合いください。